クロノス麻雀の牌は既存の麻雀よりもはるかに多いです。
これはもう見てわかるように。
そのなかでも私のお気に入りなのが「白」です。
通常の麻雀牌では白は何も書いてない牌でした。
わたしは初めてこの白を引いてきたとき、「トランプでいうジョーカーみたいな感じなの!?それってオールマイティーじゃん!」
などと思っていたものです。ギャグマンガ日和では「外れ」と言われていましたね。
しかし実際は白は何も書いていなくても他の字牌と同じようにしか扱えない。そんな牌でした。
クロノス麻雀ではこの白に漢数字のみをつけることで、「白は多くを語らない。しかし自分が何者であるか知っている。」というような意味を持たせました。
どこでも触れていないのですが、初期案では「一白」などとしていましたがこれでは白ではない。
やはり白には数字のみがふさわしい。その結論に至ったのです。
白は[ ]で数字を囲っていますが、この[]の中のみが白が自分を表現した唯一の証。
クールな白による白なりの気遣いかもしれません。