本ページでは、拡張麻雀「クロノス麻雀」におけるあらゆる戦術と心理戦をまとめ、神満・極神満すら制御できる新時代の戦い方を提示します。プロ雀士も新たな発見をするであろう、驚愕の駆け引きの世界へようこそ。
字牌に順子が存在する。それは単なる役の追加ではなく、超高位役の構成破壊をも可能とする最重要ルール改変です。
小役と侮るなかれ。いーはん役こそ、神満を倒す刃。
状況 | 有効戦術 | 効果 |
---|---|---|
相手が字牌系の神満を狙っている | 順子にして使う・鳴く | 破壊・妨害 |
自分がテンパイでない場合 | 字牌を安易に切らない | 警戒と抑止 |
複数人対局 | 誰か1人でも字牌を晒せば | 神満はほぼ成立不可能 |
読みの押収こそ勝利への鍵。「赤木しげる」ならこう言うでしょう——
“支配するんじゃない…読みを、すべて飲み込め”
このルールは理論的に整合しており、すべての役構成は成立可能。
どんなに準備しても、麻雀には「通らぬ牌」がある。
現在の全役構成はクロノス麻雀の牌構成(360種)に基づき整合性を保っています。
知略・心理・構成・駆け引きのすべてを、あなたに。
クロノス麻雀は、従来の麻雀ルールを拡張し、字牌に1~9の数字を持たせた画期的な競技です。これにより風牌・三元牌でも順子が構成可能となり、戦術の幅が飛躍的に広がります。 牌は全部で370枚。神満・極神満・全能神満という新しい階級を導入し、役の構築と得点戦略が緻密な思考を要求します。
字牌で1-2-3のような順子が作れることが最大の特徴です。東1-2-3などを場に見せることで牽制となり、相手の手を抑制できます。 また、自風順子や風の連続形は新役「世界平和」や「字一色」への入り口にもなり、攻守のバランスを取りながら活用することが重要です。
翻数が32を超えると役満、48で神満、56で極神満、赤ドラ7枚で全能神満が成立します。 役を構成する際は、複合役を意識しながら最も得点効率の高い形を目指すことが求められます。常に翻数を意識した打牌が必要です。
祝福鳴き(公開して赤ドラを加える)は、条件達成の近道である反面、役が制限されてしまいます。 どのタイミングで鳴くか、公開してまで得る価値があるかを慎重に見極めなければなりません。
赤5を7枚含んだ七対子は全能神満「紅白夢想」となります。 鳴けず、かつ手牌をすべて隠しておく必要があるため、他家の動向を読みながら静かに集めていく必要があります。
東西南北1〜9で構成された順子4組に、自風牌の対子を加えると成立する神満役「世界平和」。 順子はすべて字牌でなければならず、完成度の高い構成力と字牌管理が求められます。
強い役を狙っていると悟られないようにするために、わざと捨て順を操作したり、端牌から切ったりする偽装戦術が重要です。 相手の思考を一歩先回りして自分の構想を隠し切る、それが読みの交差点です。
点差が拮抗しているときには、点棒を稼ぐ戦略と守る戦略の切り替えが重要です。 通常役での上がりで逃げ切るか、リスクを負って神満を狙うか。状況判断力が問われます。
他家がテンパイしている可能性が高い終盤では、防御的な打牌が重要です。 安全牌を把握しつつ、ギリギリまで役構成を諦めない気持ちも求められます。
あえて役を構成しないまま打ち続ける“ノー役進行”は、他家の高得点役阻止として機能します。 攻めるだけでなく、守る戦術の有用性もクロノス麻雀では極めて高いのです。
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南二局・親番・供託2本・点棒28000点
他家:西家は 5W(5西)をポンして打2S(2索)/北家は發を早い巡目で切ってきている。
あなたの手牌とツモ牌(合計14枚):
※注釈:
[5P]:5筒(通常数牌) [5PR]:赤ドラ(5筒 赤)
[5C]:5中(字牌) [5CR]:赤ドラ(5中 赤)
[5X]:5白(字牌)
[4Z]:4南(字牌)
※5W(5西)は西家によりポンされ、場に3枚見えている(手牌にはなし)
他家の鳴き牌:
この手牌は、1E〜3E(1〜3東)・1S〜3S(1〜3索)の2つの順子を含み、さらに 5PR(5筒赤)・5CR(5中赤)の赤ドラ2枚が入った高得点候補構成です。
ツモった 5X(5白)は孤立していて使いにくい一方で、守備牌としての安全性は高いです。
今回の構成では 4Z(4南)が浮いており、使い道も少ないため 4Z(4南)を切るのが最適な選択となります。
なぜ他を切らないのか:
・5PR / 5CR(赤ドラ):翻数を稼げるため絶対に残す
・5X(5白):孤立しているが、現物や安全牌として保持の価値あり
・5C(5中):赤との組み合わせで対子・刻子が見える
・5P(5筒):5PRとの並びを活かした構成力を保持
・4Z(4南):構成から外れており、他家に対しても情報になりにくい
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東一局・南家・持ち点25000点
他家:東家は 5X(5白)を切ってリーチ。
あなたの手牌とツモ牌(合計14枚):
※注釈:
[5SR]:赤ドラ(5索 赤) [5PR]:赤ドラ(5筒 赤) [5CR]:赤ドラ(5中 赤)
[5S]:5索(通常数牌) [5P]:5筒 [5C]:5中 [5X]:5白(字牌)
[7Z]:7南(字牌) [8P]:8筒(ツモ牌)
この手牌は索子1〜6の順子が整っており、さらに赤ドラが3枚含まれる高得点構成です。
ツモった 8P(8筒)は、ピンズの5P・5PRとの関連があり、発展性があります。
一方、5X(5白)は東家がリーチ直前に切った現物で、安全度は高いですが構成上孤立しており活用しづらいため、5X(5白)を切るのがベストです。
なぜ他を切らないのか:
・[5SR] / [5PR] / [5CR]:赤ドラであり、点数源として絶対に温存すべき
・[7Z](7南):孤立しているが、対子や安全牌として残す選択肢もある
・[5C]:赤との対子化や字牌役を構成する可能性あり
・[8P]:ピンズの伸びしろがあり、手牌発展性を高める要素
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南三局・北家・残り山6巡・点差1000点差
他家の動き:全員1副露済み。南家が 3P(3筒)をチー → 打9P(9筒)
あなたの手牌とツモ牌(合計14枚):
※注釈:
[1M〜3M]:萬子の順子
[4P〜8P]:筒子一通構成
[6S〜8S]:索子順子構成
[5Z]:5南(字牌、孤立)
[1C]:1中(字牌)
[9P]:9筒(ツモ牌)
萬子・筒子・索子の3種に順子が揃い、バランスの良い手牌です。
特に 4P〜8P は一通の完成が狙えるため、9P(9筒)をツモった今、構成強化の可能性があります。
一方で 5Z(5南)は孤立しており、他家の動きからも使われていないため、5Z(5南)を切るのが自然な選択となります。
なぜ他を切らないのか:
・[1M〜3M]:順子完成済、崩す理由なし
・[4P〜8P]:一通を含む高得点構成、絶対に保持すべき
・[6S〜8S]:対子化や変化への可能性あり
・[1C]:孤立字牌だが、字一色・混合役構成へ柔軟対応
・[9P]:ツモ牌であり、筒子一通・タンヤオ構成に寄与
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東四局・親番・持ち点トップ
他家の動き:
北家の捨て牌(左から):
[1H(1發)] → [3Z(3南)] → [7P(7筒)]
あなたの手牌とツモ牌(合計14枚):
※注釈:
[5HR]:赤ドラ(5發 赤) [5WR]:赤ドラ(5西 赤)
[1C〜3C]:中(字牌)順子構成あり
[1H〜3H]:發の順子構成あり
[5H]:5發(字牌)
[5N]:5北(字牌、他家捨て牌)
[5W]:5西(ポンされている)
[6Z]:6南(ツモ牌)
[9P]:9筒(浮き牌)
中(1C〜3C)と發(1H〜3H)の順子が確定しており、さらに5H・5HRを含む發暗刻の構成も見えます。
5W(5西)はポンされていて残り1枚未満、5N(5北)は捨て牌に出ており発展が難しい。
ツモった 6Z(6南)は孤立字牌で活用しにくく、6Z(6南)を切るのが安定行動です。
なぜ他を切らないのか:
・[5HR] / [5H]:發の暗刻形成に必要、構成の要
・[5W]:ポン済みで場に3枚、守備的に使える
・[5N]:孤立字牌だが他家情報により危険牌ではない
・[9P]:安牌または将来の単騎待ち候補
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南四局・北家・ラス目・残り巡目わずか(2巡)
他家の動き:全員静観中(リーチ・鳴きなし)
あなたの手牌とツモ牌(合計14枚):
※注釈:
[1Z〜9Z]:南(字牌)、字牌九連系構成
[5ZR]:赤ドラ(5南 赤)
[5H]:5發(字牌) [5C]:5中(字牌) [5X]:5白(字牌)
[8X]:ツモ牌(8白)
この手牌は 1Z〜9Z(南)で構成された字牌九連のような構成です。5ZR(赤ドラ)を含み、字一色や特殊役の高得点を狙う形が整っています。
ツモった 8X(8白)は構成外で孤立しており、他家も静観しているこの局面ではスピードと精度を優先すべきです。
よって、8X(8白)を切るのが最善手といえます。
なぜ他を切らないのか:
・[1Z〜9Z]:字牌の順子構成として完成度が高く、崩すと役が崩壊
・[5ZR]:赤ドラとして構成必須牌、翻数源
・[5H] / [5C] / [5X]:字一色や混合役対応の候補牌
・[8X]:構成に絡まず、字一色構成を阻害する唯一の牌